THE ROOTS

INTERVIEW

成功する為に最も必要なのは、諦めず成功するまで続けることである

町浩二

SingulaNet株式会社町浩二

略歴

金融システムコンサルタントとして 10年以上のエンジニアリングを アクセンチュアにて 経験。その後、ベイカレント・コンサルティングにて企業のセキュリティ強化・イノベーション推進プロジェクトを複数経験。 個人がより活躍できる次世代の社会を実現するべく、ブロックチェーンの社会実装をテーマに独立・起業。「ブロックチェーン技術を活用したシステムモデリングと実装」を専門とする。

現在の仕事についた経緯は?

ITコンサルタントとしてシステム開発の事業に長年従事する中で、日本に最も必要なことは新たな産業を生み出すことだと考えるようになりました。

私は就職氷河期と呼ばれる時代に社会に出ましたが、就職活動に苦戦したこともあって、当時は生きることは厳しいという印象を持って生活していました。
その後、長い時間をかけてITに関するスキルを伸ばし、お客様や会社の上司からもある程度認めてもらえるようになり、生きることは楽しいことだと思えるようになりました。そうなると、それまでとは異なり、自分のことと同じように自分の周囲に目線を配ることができるようになったのですが、どう見渡しても私から見える日本という国は活気に満ちた世界と言えるものではありませんでした。
仕事はストレスの元であり、短時間で終わらせることが良いことかのように多くの人が感じる世界が私の目に映る日本でしたが、これが私にとって「あってほしい世界」ではない。そうであれば、今ない産業自体を作ることで、この日本の停滞感ともいえる壁のような存在を打破できるのではないかと考えるようになりました。

そう考えている時に出会った新しい技術が「ブロックチェーン」で、この技術を活かして、今よりももっと良い社会を作ろうと決めました。

仕事へのこだわり

私の仕事のスタイルは3つの点に集約されます。

まずは、
①他の人がまだしていないことの中から好きなことを選ぼう、と心がけています。

若いころは、自分の働き方を「社内ブルーオーシャン戦略」と勝手に命名して、自分の周囲の人がやっていない領域の仕事を進んで取り組むようにしていました。
そうすることで比較対象の社員がいなくなるので、絶対評価的な尺度で上司や先輩が自分を見るようになり、周囲の人のことをあまり気にせずに生きていけるようになります。
これは働くうえで良い影響をもたらします。自分の職場がひたすらやろうと思うことに打ちこむだけで良い職場になり、シンプルで生きやすい世界になります。

次に、
②手がけた仕事は、後悔のないように全てします。

自分が好きで選んだ仕事なので、手抜きのないように。
自分の仕事の結果がどんなことになるとしても、ただひとつ「あの時もう少し仕事をしておけばよかった」という後悔の思いで終わることだけはないようにこだわっています。

そして、
③実現したいと思ったことは、実現するまで決して諦めずに続けると決めています。

ほとんどの場合、仕事が始めから思うような結果になることはありません。
しかし、何度も何度も多くの人の指摘を受け、時間をかけて改善を繰り返す中で、ある段階でやっと当初思い描いたところに辿りつくものです。
しかも、もともと思っていた形と少し姿を変えて。

繰り返しになりますが、私の仕事のスタイルは、この3つで表せます。
①他の人がまだしていない、好きなことをしよう
②手抜かずにやろう
③実現したいことは諦めずに続けよう

単純なことですが、これらを長いこと続けることで、いつしか自分が社会に対して貢献できることが増えてきました。

若者へのメッセージ

勇気をもって行動し続けること。
これは一見誰もがやっている当たり前のことのようですが、もしかしたら、実際はほとんどの人が多くのことに対して躊躇して実行していないのではないかと思います。

難しく考える必要はないです。道が開けるのは必ず行動した後だけなので、何かを考えついたら、必ずそれに対する行動でアクションを終わらせることが大事です。

ただ、ひとつだけ気にすべきことがあり、それはセンスの良いチャレンジと、反対にセンスの良くないチャレンジがあるということです。
センスの良いチャレンジとは、周囲が見えているチャレンジです。
一方でセンスの良くないチャレンジとは、周囲が見えていない独りよがりのチャレンジです。

時代の波を掴み、多くの人の協力を得られるチャレンジをしたいものですね。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。