ある程度サイト内で記事が増えてきた時に、記事同士を連携させる内部リンクがとても大切になるんだけど、今回は内部リンクの整え方について重要なポイントが3つあるから説明していくよ。そもそも内部リンクとは、同じドメイン内にある別のページへのリンクのことなんだ。例えば、AというページとBという別々のページがあった時に、AからBへとリンクを貼ることが内部リンクに繋がるんだよね。
①アンカーテキストの書き方

まず1つめが、内部リンクのアンカーテキストに、誘導先の記事のキーワードを必ず含めることなんだ。
「詳しくはこちらの記事をクリック」という表現をよくサイトでも見ると思うんだけど、この例では「こちらの記事」という部分がアンカーテキストに当たるんだよね。
「こちらの記事」というような表記は、SEO対策をする場合だと内部対策の効果が薄れてしまうんだよ。
本来であれば例えば、オススメのオンライン英会話サービスを紹介しているAという記事で、DMM英会話について特集しているBという記事を内部リンクとして貼る場合は、「こちらの記事」ではなくて「DMM英会話の記事」という様にリンク先のキーワードを含むことが重要なんだ。
原則としては、誘導先の記事タイトルをアンカーテキストにそのまま入力しても問題ないんだよね。さっきの例でいうと、DMM英会話の仮タイトル名が「DMM英会話の口コミ評判を徹底解説!」だったとしたら、「」の部分をアンカーテキストとして使用するといった具合だよ。
だから、できれば表テーブルの中で内部リンクを使う時など、どうしても記事のタイトル全文が入りきらない場合のみ、キーワードだけのアンカーテキストにしておこう。
②ブログカードの設置
そして2つめのポイントが、ブログカードをテキストリンクの下に設置してクリック率を向上させるということなんだ。
ブログカードを設置する理由は、ただテキストのリンクだけよりもクリックできることが伝ってより回遊率*が上がることが大きなメリットなんだよね。
回遊率とは、1人のユーザーがホームページ内のページをどれだけ閲覧したかを表す指標のことです。
③内部リンクの親子関係

そして最後がとても重要になってくるポイントなんだけど、親子関係となるような内部リンクを意識することなんだ。
親記事)オススメのオンライン英会話 | 子記事)DMM英会話の特集記事 |
子記事)レアジョブの特集記事 | |
子記事)QQ Englishの特集記事 |
オンライン英会話の記事を例にすると、ここで親記事になるのが「オススメのオンライン英会話」で、子記事にあたるのが「DMM英会話の特集記事」以下になるんだよね。
親記事はまとめ記事的な要素が強いから1つのサービスだけじゃなく、その他の英会話サービスを比較したり紹介したりするんだけど、その1つ1つのサービスを紹介する際は親記事から子記事へとリンクを貼ることが肝心なんだ。
一方で、子記事内では親子関係を成立させるために子記事から親記事へとリンクを貼ることも忘れないようにしよう。ただ、子記事同士のリンクは貼っても貼らなくてもどちらでも大丈夫だよ。
親記事を作る理由は、そこで狙うキーワードはビックワードやミドルワードなどの検索ボリュームが大きくて、お金にもなりやすくSEOの難易度が難しい場合が多いから、親記事への回遊を増やすことによって上位表示を見込めるんだ。
逆に親記事に訪れた人が、どんどん子記事に回遊していくことでサイトの滞在時間を上げることができるから一石二鳥の構造になるんだよね。
ちなみにこの親子階層の関係性を作るタイミングとしては、いざ記事を作ってから考えるのではなくて、最初にサイトを設計する段階でどのキーワードが親記事か子記事になるのかをある程度イメージしておくことが大切だよ。
また内部リンクを上手く設定してやると、サイトの滞在時間を上げたり直帰率を下げたりしてアナリスティックスの数字も改善していくことが多いから、分析ツールを使って効果を実感しながら実践することもできるんだ。
よく直帰率が高くて悩んでいるサイトは内部リンクの設計があまり上手くできていないこともあるから、内部リンクを整えてやることで直帰率を下げたりすることも可能になるんだよね。
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