サイト運営を始めたは良いものの、「なかなかアクセスが増えない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。サイト運営を通してPVを獲得する方法は、「SEO型」と「広告型」の主に2つあります。そこで今回は、それぞれの特徴を解説しながらメリット・デメリットを含めて両者について解説していきます。
今回は、これからサイト運営を始めてみようと考えている人に向けて、そこでのPVの集め方として2種類あるんだけど、いわゆるSEO型と広告型について説明していくよ。
SEO型のメリット・デメリット
そもそもSEO型とは、グーグルなどの検索エンジン上でサイトの記事を上位表示させて、訪問したユーザーに対してコンバージョンさせることによって、売上をあげるというモデルなんだ。
SEO型のメリットとしては、広告費が必要ないのでサーバー代やドメイン代しかランニングコストが掛からない点にあるんだ。
もちろん、記事作成やサイト制作を外注する場合はコンテンツ費用が必要になるんだけど、もしそれを自分自身で全てやってしまえば維持費を極限まで抑えることができるんだよね。
だから、SEO型ではコスト面においてある程度コントロールできるというメリットがあるんだけど、広告型の場合は広告費のコストを削ってしまうと強制的に売上が下がってしまうんだ。
その他にもSEO型のメリットは資産性が高いという点にあって、ひと昔前とかだったら営業利益の2~3倍でSEOサイトが売却できた時代もあった程なんだよ。
だけど、SEO型にもデメリットがあってそれは売上が出るまでに結構な時間が掛かるということなんだ。
広告型では広告運用をスタートさせた瞬間からインプレッションが発生するから、その瞬間から売上が生まれる可能性が出てくるんだけど、SEO型ではどんなに短くても3ヶ月、平均で半年くらいはかかる傾向があるんだ。
つまり、その期間は売上がほとんど0の状態でやっていく時間的なデメリットがあるんだよね。
その他には、アップデートの影響やペナルティーなどでSEOの順位が下がってしまうリスクがあることも挙げられるよ。
例えば、グーグルのアップデートのせいで大規模SEOメディアが、それこそ一夜にして全盛期の10分の1程度に縮小してしまう話など、SEO界隈ではわりとよくあることなんだ。
また、最近ではSEO対策に力を入れている資本力のある企業や事業者などの競合も増えてきているため、分野によっては攻略が難しいことがあることも理解しておこう。
広告型のメリット・デメリット
一方で、広告型とはリスティング広告やFacebook広告などに出稿して、その出稿した際に広告料と売上の差額が利益になるようなモデルとなるんだ。
例えば、自身の商品やサービスを販売したいのであれば、リスティング広告などでランディングページを出稿して、そこから顧客リストを取ったり購入や登録へとコンバージョンさせたり。
あるいは、アフィリエイトサイトであれば自分の作ったクッションページ*のような記事型のLPみたいなものを出稿して、そこから広告主のサイトやLPに誘導して、そこでコンバージョンを取るような形になるんだ。
クッションページとは主にアフィリエイト界隈で使用される言葉ですが、なにかの商品やサービスを購入させる前段階で、いったんユーザーの購入意欲を増やすために事前に知識を身に付けさせて教育する目的があります。
また、段階を踏まずにいきなり商品やサービスの購入画面のランディングページへと誘導させた場合に、詳細なアクセス解析ができないことからクッションページを利用することもあります。
ちなみに、コンバージョン前にワンクッション、一呼吸を入れることからこのようなが名前が付いています。
もちろんサイトの種類によっては異なることもあるんだけど、構造的には①広告枠②クッションページ③ランディングページ④コンバージョンという順番になるんだよね。
広告型のメリットとしては、売れるクッションページと広告出稿先を確立した場合、ものすごく短期間でも爆発的に収益を生み出すことができるんだ。
例えば、アフィリエイトサイトの売上ランキング上位だと月数千万円単位の数字が叩き出されているんだけど、実はそのほとんどのサイトが広告型なんだよね。
その一方で、デメリットとしては売れるクッションページを作成することができず、基本的にはずっと広告の効果を検証して黒字転換していくものなんだけど、上手くハマらなければずっと赤字の場合もあるんだ。
だから、ある程度の資金源がないと赤字に耐えきれなくて、結果的に事業を撤退せざるを得なくなるケースもあるんだよね。
あと、以前はFacebook広告などのCPC(1クリックあたりの広告単価)が比較的に安かったんだけど、最近ではCPCが高騰化しつつあるので広告型の難易度も上がっているんだ。
だけど、いざ広告型が軌道に乗れば爆発的な利益が出せるから、メリットとデメリットを踏まえた上でどちらの集客モデルを選ぶか、あるいは上手く融合させるかについてよく考えてみてね。
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