THE ROOTS

INTERVIEW

“努力は、いつかどこかで、めぐりめぐって報われる”

吉満貴志

ソフトアンドニュー株式会社吉満貴志

略歴

千葉県出身。関西の大学を卒業後、都内の大学・大学病院を持つ私立総合大学で20余年勤務。勤務の傍ら、社会人学生として、都内の私立大学大学院を修了(大学アドミニストレーション)。勤務先の大学では、大学の学事統括業務、教務、入試広報、総務人事、施設用度、産学官連携、大学付属中高等学校業務等に携わる。大学が全額出資する株式会社において営業活動を担う。個人としては、文部科学省の科学研究費助成事業(科研費)採択に基づく研究活動にも取り組む。

現在の仕事についた経緯は?

私自身、社会人学生として働きながら大学院に通いましたが、社会人として働く中で「また学びたい」という気持ちが自然に自分の中に生まれてきました。
大学や高校を卒業した社会人の方の中には、もう一度勉強したい、新たな教養を身につけたい、昔できなかった趣味を楽しみたいと考える方も増えていると考えられます。
「学びは学校では終わらない」。社会人になっても、いつどこでも、好きな時に好きなものを学べる、そのような生涯教育・学び直し教育(リカレント教育)の機会・サービスを最新のICTやAI技術などを活用して、広く社会に提供したいと考え、起業いたしました。
そのために最初に取り組んだのは、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)等を活用した教育です。現在、日本ではまだまだ普及しているとは言えませんが、世界で活用されている最先端のAR/VR技術を紹介、活用して、小中高等学校・大学での学び、仕事で役立つ専門的な知識の獲得や能力の向上、テレワーク(在宅勤務)・遠隔授業、人生の楽しみや充実につながるような趣味の追求まで、たくさんの「新しい学びのスタイル」をご提供いたします。

仕事へのこだわり

私が経営者を目指した理由の一つとして、自分自身で「自分・家族・社員が幸せになれる」組織を造りたいという強い思いがありました。社会人にとって、ビジネスライフはプライベートにも少なからず影響を与えます。自分や社員たちそれぞれが、日々充実したビジネスライフを送ることで、それが結果的に「自分・家族・社員の幸せ」にもつながるような組織を造りたいと考えました。
さらに、ビジネス(教育業)を通じて、社会貢献を行うという事業目標もありました。現在のような、外出自粛や休業が求められるような厳しい状況の中でも、人々の生活や社会発展に役立つ技術やサービスを企業ボランティアとして社会に提供できるようになることも目標です。「自分・家族・社員の幸せを体現できる企業」「社会貢献を実現できる企業」が当社の企業理念です。

若者へのメッセージ

「努力は裏切らない」。私はこの言葉を信じたいと思います。
しかし、全ての努力が、全ての夢や希望の実現につながるかといえば、必ずしもそうではないと思います。時に自分にとってかけがえのない夢や希望に破れ、その努力が大きかった分、より大きな心の傷を負い、耐え難い絶望に直面することもあるかもしれません。
人生(大人)の階段を上るとは、夢や希望に破れる苦痛とあきらめを知り、時々休憩を取りながらでも、前に進み続ける(階段を上り続ける)ことが必要であると知ることでもあると思います。
もし、これまでの努力が破れた時でも、その努力が、いつかどこかで、めぐりめぐって、後の人生の新たな夢や希望の実現といった、別のかたちで役立ち、報われることがあります。だから「努力」は必要であると考えています。
「努力は裏切らない」。私はこの言葉を信じたいと思います。

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