THE ROOTS

INTERVIEW

血流を上げておけば大丈夫

竹井淳平

株式会社hakken竹井淳平

略歴

新卒で大手総合商社に入社、新規事業/連結経理/投資事業に従事し、南米とアフリカにも駐在。2016年に独立し、社会課題を解決するコンサルティング/プロモーションを手がける。2019年に株式会社hakkenを設立し、整理券アプリ開発、クラウドレストランサービスを展開。

現在の仕事についた経緯は?

大企業のサラリーマンとして8年務めたことで仕事へのVISIONが明確になり独立、社会に揉まれたことで自分の考え方も磨かれ、リスクを取ってゼロイチのサービスを作りたいと思うようになりました。

仕事へのこだわり

「ちゃんと考える」ことを重んじています。企業に入ることで得られる「組織/世間体/安定収入」という保障は、安易な選択を促す作用があると思っています。既存の仕組みで生きていく上では何も問題ないのですが、概念を作ったり世の中に仕掛けたいと思っている人にとっては、むしろそれが心理的障壁になることもあります。
もちろん極端なゼロサムではないのでバランスよく仕事することもできますが、私は割と不器用なので「みんなやってるから」「年長者の命令だから」という常識を疑い続けました。その結果、8年も居たのに全く馴染んでいませんでした(笑)。
奏功し始めたのは独立後で、考える癖がついていたので「自分の代わりに考えて欲しい」という様な依頼が増え始めました。会社の外に出ると仕事を任せる判断基準は年齢によらず対等で、如何にロジカルでインパクトのある発想と組み立てができるかで、その人の価値が決まってくると思います。特にこの半年くらいは世の中の変数が増えてきたので、実績や経験の価値が希薄化しその代わりに現況や少し先の未来を紐解いて整理する力が求められていると感じます。斯かる状況下では「ちゃんと考える」力は結構重要なんじゃないかと、自己肯定しています。笑

若者へのメッセージ

昨日の正しさが今日は批判に晒される、難しい時代を生きていると思います。
でも逆に言うとそれは自由演技みたいな状況で、物事が決まりきった世界よりも圧倒的にバラエティ豊かで楽しい時代になり得ます。少なくとも、緩やかに経済が沈んでいった平成に比べてエキサイティングであることは間違いありません。そういう状況で人生の答え合わせを既存のロールモデルに求めていると、見たこともない濁流に飲み込まれて為すがままに岸壁に打ち上げられます。正解は常に外ではなく自分の内側にあるものだと肝に銘じて、考える力をつけていって欲しいです。
2030年に持続可能な社会を作るのは、私たちから下の世代です。楽しみつつ、その使命感も良い具合に感じながら、激動の2020年代を一緒に歩んでいけたらと期待しています。

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