THE ROOTS

INTERVIEW

七転び八起き

渡邊 博行

(株)Rapport渡邊 博行

現在の仕事についた経緯は?

父から相続した一棟のアパートがその一歩でした。不動産オーナーになった訳ですから、のんびりしてても家賃収入により相応の年収が見込めます。しかし、空き室を埋めるためには、入居者目線でアパート経営をしなければならない”住まいのサービス業”という本質に気づきました。これは、父が私を不動産へと駆り立てた人生のチャンスとなりました。

住まいに結びつけるためには、年齢や保証人の有無・経済的事情をクリアしなければ、そもそも住みたい部屋に住めません。当たり前のルールなのかもしれませんが、これは当事者にとっては大きな問題点です。この現状をどうにかして解決しようとする業者が、今のこの社会には存在しないことを発見しました。

住まいに繋げる・入居後の居住満足度を維持する。彼らに寄り添う想いが、札幌市指定となれた最大の要因となります。

仕事へのこだわり

「徹底的にムダな思考と行動を省く」ことです。

私は、自分の時間を安売りする事は絶対にしません。
仕事を終えればすぐ帰りますし、過ぎたことを思い返して腹を立てたり、将来を仮想して不安を抱いたりすることもありません。今の自分が将来へのバトンとなりますから、そんな事で限られた時間を消費している場合ではないからなんですね。
産まれた瞬間から、時間という波に流されます。しかも絶対に止める事も逆らう事もできません。その波に溺れながら流されるのではなく、自らサーフボードを手に入れ、波乗りをしてしまおうというのが私のスタイルです。
波乗りをすれば、景観を楽しむことだってできますし、溺れている人を助ける事だって可能になります。そうやって波に乗りながら、いつしか自分が高齢者になっても溺れないように、浮き輪を獲得したり、酸素ボンベを獲得したりします。

この考えこそが、仕事へのこだわりに繋がります。
自分が溺れているのに、ただ波に流されているだけなのに、人の為になんてできません。
溺れる体験・サーフボードや浮き輪の獲得方法、これを自分自身で経験することで、その経験をサービス提供という形に変換することで仕事が成り立ちます。
いわば、自分の経験値=仕事力ですから、人生の本質を理解すること自体が仕事やこだわりに繋がるんだと感じています。


若者へのメッセージ

皆さん一度は経験したことがあると思いますが、社会というのはまさに「RPG(ロールプレイングゲーム)」です。
もちろん、勇者はあなたです。その勇者であるあなたは、攻撃もできる・回復魔法も使えますが、やはり一人でボスを倒すにはちょっと無理があります。
だから、それぞれ能力が長けた仲間を連れていくことで、ボスを倒しやすくなります。
先に進む道がわからなくなれば、町の人に話を聞いてヒントを探します。
進む道がわかると、今度は敵が強くなりますからレベルを上げます。
社会もまったく一緒です。
社長一人では、会社を維持できません。だから、求人募集であなたを仲間にして一緒に進んで欲しいんです。あなたが採用された理由には、必ず根拠があります。
先に進む道がわからなくなったり、大きな壁にぶつかったときは、先輩や周りの人に話を聞いてヒントをもらいます。
道を進むにつれて、様々な課題が出てきますから、どんどん経験値をあげていかなければなりません。
社会=RPGですから、ゲームのRPGがおもしろいのは当たり前なんですね。
そう考えると、あなたのストーリーがもっとおもしろくなってくると思います。

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