THE ROOTS

INTERVIEW

真実一路

山本 尚平

株式会社山本製作所山本 尚平

略歴

幼少期から父の会社で家業を手伝う。その後、自然の流れで山本製作所に入社し、営業畑を歩む。入社当時は西日本エリアでの販売だったが、全国展開を目指し販路の拡大に尽力。社長就任後は海外展開に注力し、世界市場に挑戦、現在に至る。

現在の仕事についた経緯は?

 会社へ入社時は若かったですし、単純に父が起こした会社は家業と思い入社しました。

仕事へのこだわり

 社長就任直後に、我々の業界の流れを観察するため世界展示会へ幹部スタッフと一緒に見学に行きました。当時は当社の製品が世界市場へ通用していないことが分かり落胆しました。フランクフルト展示会後に、私は従業員の皆さんに展示会のレポートを書き、「アメリカ市場」への挑戦を表明しました。世界市場でプレーできないと会社の明るい将来はないと考えたからです。
 2007年頃からアメリカ市場にチャレンジできるようになり、それ以降から現在までが私の仕事人生においての充実した時間だったと思っています。アメリカ市場へチャレンジ以降、現在はアジア地域全般、オーストラリア市場でプレーできるようになりました。ここ2年ではヨーロッパ市場にもチャレンジ中です。
 現在の私の仕事へのこだわりは、新しい製品を開発するとき、世界市場を念頭に開発しなければならないということ、そして他社が簡単に真似できないビジネスモデルを構築することです。また、世界市場へチャレンジして変わったことは製品だけではありません。「働き方」「デザイン」「ブランド力」「スタッフの目標意識」等ほとんど全て変わりました。もちろん良い方向にです。現在では会社全体の合言葉として「尾道を洗濯機の街」にしようという目標に向かって突き進んでいるところです。

若者へのメッセージ

 私が一番言いたことは、進んで「難しいことにチャレンジ」してくださいということです。「難しい事にチャレンジ」すると壁にぶつかると思います。そこからが勝負です。
壁を乗り越えるために色々と工夫をし、悩んでください。そういうことを繰り返すうちに、自分自身も成長していくでしょう。
 私の好きな言葉に「千里の道も一歩から」というものがあります。全ての成功は「目標に向かって一歩を踏み出す」ことから始まります。一歩一歩でも進んでいくと、3~5年後に振り返れば大きな成果となっているでしょう。
 また「人間にとってよき生とはどういうものか」ということも真剣に考えてもらいたいです。競争に勝てる人だけが「良い人生」を送れるわけではありません。教養を高め、人間味豊かな人柄になっていただきたいと思っています。
 最後に「1人では生きていけない」ということを意識し、全ての物と「共生」し、日々過ごしていただきたいと思っています。

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