THE ROOTS

INTERVIEW

ホンモノを未来へ

鯉淵拓真

鯉淵公認会計士税理士事務所鯉淵拓真

略歴

1989年生まれ。奈良県出身。
公認会計士・税理士/大阪市立商学部卒業。
21歳公認会計士試験合格後、大手監査法人にて上場企業を中心に会計監査業務及びIPO支援業務に従事。その後、会計事務所での勤務を経て、26歳で独立開業。現在は、若い経営者の起業と、老舗企業の第2創業の支援活動中。

現在の仕事についた経緯は?

私はかつて勤務時代、お客様に依頼された仕事だけを単純にこなす毎日、それにも関わらず「先生」と呼ばれる自分に疑問を感じていたときがありました。しかし、ある番組をきっかけにその答えが見つかります。世界の果てで社会起業家やアーティスト達など夢を生きている人を取材する番組です。その人達を見てこう思いました。
起業家と夢を共有し会社の成長を支えられる「パートナー」としてありたい。
起業家にはそれぞれの夢があり、強い信念のもとで全力のエネルギーを注ぎ、挑戦し続けます。
その起業家を会計税務の分野から力強く、誰にも真似できない真剣さとスピードを持って支え、皆さんの夢を一つずつ実現するお手伝いをしたいと思っています。

仕事へのこだわり

3つあります。

1つ目は、「相手に喜んでいただく」
私は何の為に税務会計の勉強をしてきたかというと、自分の専門知識を活かして、目の前にいる経営者の問題や不安や悩みを解決する為ということが根本にあります。
相手に喜んでいただけたら、この仕事をしていて良かったといつも思います。
逆に自己満足を得るための仕事はやりませんし、常にそうならないように心掛けており、自分の意見を押し付けるようなこともしません。
全ては相手が喜ぶかどうか、という軸を大切にしています。

2つ目は、「前向きにいく」
特に意識していたわけではないのですが、考え方がポジティブですねとよく言われるので、最近はそう思っています。どんな出来事に対しても、嫌だなとか後ろ向きに考える時間が無駄だと思っていますので、全てを受け入れて前向きに物事を進めていっているのだと思います。

3つ目は、「ホンモノ好き」
仕事だけに関わらず、ホンモノと思えるものが好きです。経営者について言うと、私がホンモノだと思う人は、徹底した顧客目線で志が高く能力も高い、世界を良くしたいと思っていて行動も一致している経営者です。残念ながら私も全ての経営者を支援することはできませんので、私がホンモノだと思える経営者の力になりたいと思っています。そして私自身もホンモノになれるように近づきたいと思います。

若者へのメッセージ

私は、税理士という仕事が最高に楽しいです。
税理士としての決算書作成業務自体が楽しいという意味ではなく、税理士として活動している中で、様々な経営者と関わりお話をすることができるという点です。また、会社の肝である財務情報を見ながら経営の深い相談に乗ることができます。責任感も重大で簡単な仕事ではないですが、こんなにもやりがいがあって自分も成長できて楽しい仕事があったのか、と実際になってから今も実感しています。

若い人達から、「今のうちからどんな準備をしていたらいいですか?」と聞かれることがあるのですが、私の中の答えは、「自分の価値を高めること」です。
これに対するアクションは、人によって様々です。
自分の価値とは何かを考えて行動する必要があります。
価値=知識量だと思う人は、暇な時間を全て勉強に注ぎましょう。
自分に足りない教養を高めたいという人は、様々なジャンルの本を読んだり、旅をしたり芸術などに触れたらいいと思います。
人に信頼させるような人格を高めたいという人は、自分よりも高い人格を持った人に会いましょう。会って出来るだけその人と長い時間を共有することで自分にも影響すると思います。
いつか、この記事を読んで下さった若きホンモノの起業家や税理士とお会いできたら嬉しいです。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。