THE ROOTS

INTERVIEW

Grace Under Pressure

石原 弘喜

Altiseek石原 弘喜

略歴

1969年生まれ。宮城県出身。Columbia College of Missouriを卒業後、塾講師となる。
以来、30年以上に渡り広く教育に携わる。複数の会社を設立したのち、教育コンサルタントとして独立。Altiseek代表。

現在の仕事についた経緯は?

10代の頃、読書を重ねていくうちに、自分らしい生き方をしている人の共通点が、「自分に向いていることの発見」であることに気づきました。「向いている」ことをしているとき、人は高揚感に包まれます。高校生のとき、後輩に授業勉強を教える機会に恵まれました。そのときの高揚感がわたしに直感を与え、留学前に出会った恩師の一言によって、その直感は確信へと変わりました。

仕事へのこだわり

バランス感覚を失わず、100%子どもの目線で考え、クライアントに心の余裕が生まれる最前の方法を模索し続けています。ここ数年は、授業やコンサルティングの他に、企業の人材育成やチームコーチング、エグゼクティブコーチングやライフコーチングなど、広い世代に渡り、多様な形で教育に携わって参りました。

1 on 1で相手と向き合い、過去と現在を俯瞰し、それによって相手の未来を予見する。それが教育の本質であると考えています。最短距離が必ずしも近道とは呼べません。正解を与え続けることが最適解とは限りません。気づかせること、ただ見守ること、答えを告げること。相手によって最適解は異なります。

しかし、どんな人にも共通する最適解が存在します。それは「自分と向き合う時間」と「他人と向き合う時間」の長さです。人生の充実感と達成感は、その時間の長さに比例します。人間として相手に関心を持ち、相手と向き合い、相手から向き合われる関係の構築においてのみ、自分の物語が始まります。

生涯を通じて自分に正面から向き合い、理解しようとしてくれる人は稀です。それを踏まえ、わたしは相手の真価を見出し、それを言葉で伝えることを心がけています。その一方で、ただ純粋に出会えてよかったと思われるような立場でありたいと思っています。

若者へのメッセージ

破壊的変化の時代が到来しました。上の世代から聞き伝えられた常識が非常識に変わる時代。自分と他人を喜ばすことができる人が、毎日を自分らしく過ごすことができます。

まず、自分が喜ぶ瞬間を逃さないでください。自分が喜んだ出来事や原因を深く思い起こしてください。次に、挑戦を繰り返し、自分の資質を探すことに時間を費やしてください。喜びと資質をつなげることができたとき、あなたの目の前には、自分らしく、自分のために生きる道が拓けるはずです。

全力で自分のために生きる。誰かのために生きる必要はありません。あなたの人生はあなたのものです。誰かに、何かに、あなたの人生が握られているとしたら、ありったけの知性と行動力で、それを奪い返してください。

最後に、自分のために生きることが他人の喜びとなる方法を探してください。それが大人の努力です。身近な人に憧れを抱かれる大人になってください。それがあなたに一隅から社会を変える強さを与えます。

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