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INTERVIEW

Challenge

鈴木 健太

株式会社Dr.健康経営鈴木 健太

略歴

1989年生まれ、東京都出身。Kinesiology, Arizona State Universityへ留学後、2016年筑波大学医学部を卒業。
国立国際医療研究センター国府台病院で勤務医として働く。予防医療の重要性に気づき、帝京大学公衆衛生大学院で健康経営の研究へ進む。また、産業医として多くの企業を担当し、働く人の予防と企業の健康経営をサポートする。
2018年1月(一社)健康経営推進産業医会を設立し、産業医のコミュニティや教育体制作り、メンタルヘルス・健康経営・働き方改革などをテーマに企業への発信活動を行う。
2019年2月(株)Dr.健康経営を設立し、"医療専門性にもとづき、働くを元気に"を理念に、健康経営サービス(産業医サービスやストレスチェック等)を全国の企業に提供。

現在の仕事についた経緯は?

高校までバスケットボールに熱中していて、戦術や人体に興味を持ったことから医学の道へ進みました。
入学してみたら、医療業界の価値観の均一性や答えの決まっている仕事が性格に合わず。留学もきっかけとなり、新しい価値観や世界・人とのつながりを広げていく仕事をしようと漠然と決めていました。
研修医の時に過労で入院し、健康という土台を自身で痛感しました。人との縁もあって産業医の道に進み、働くというフェーズから予防医療に携わりました。ところが、産業医は名前貸しやアルバイト感覚の医師が多くレガシー業界であることに驚愕しました。自分が1個人として産業医を極めても、有限の時間の中ではサポートできる企業数、つまり人数はたかが知れている。そこで、サービス提供者としてプロフェッショナルの産業医を増やし、日本中のより多くの働く人と企業が活き活きと元気に働けて、それが生産性向上につながる社会を作ろうと思い、(株)Dr.健康経営を設立しました。

仕事へのこだわり

人生は一度きり、自分が納得する生き方を心がけています。新しい世界や人とのつながりにわくわくするので、人一倍速く走って成長し、結果も伴う。新しく何かを始める時・開拓するときは、まずは質より量を意識しています。
研修医の時は人一倍勉強して働いて経験を積む(過労で入院しましたが)。
設立当初はビジネスを何も知らないので、色んな人に会って、情報収集して、アイデアを試しは修正し、を繰り返しました。1日100件以上テレアポして、1日10社営業して、チャンスがあれば日本どこでもまず行ってました。徐々に業界構造が見えて、お客様のニーズペインが共通点として見えてきました。それをコアとして形を作り、徐々にお客様が増え、仲間も増えていきました。それから業務運用や費用対の効率化とった質の改善を取り組み始めました。
仲間や応援してくれる人が増えて改めて思うのは、信頼は積み重ね。人に誠実に、違いや多様性を尊敬することを意識しています。私は会社経験がなく常に手探り、しかも生きた経験もまだ短いです。泥臭く全力投球、人を大事に、一方で大きな世界観を意識するようにしています。
設立のきっかけである産業医業界の底上げはあくまで通過点。産業医サービスは1つの手段として、働く人と企業の健康経営をより実現していけるサービスを展開していきたいと思っています。

若者へのメッセージ

過労で私自身が体調を崩した経験があり、産業医として多くの働く人と面談し、事業者として健康経営の業界に携わって思うのは、目の前や表面的な事に捉われずに、本質つまり自分の人生を本気で掘り下げて欲しいです。
自分は何が好きで何が楽しくて、誰とどう過ごしていきたいのか…人生を豊かにする1つとして好きな仕事を目標持って全力で取り組んでください。そして家族や仲間など応援してくれる人を大事にして下さい。
最近はメンタルヘルスを始め健康が着目されていますが、健康はあくまで手段・されど土台です。一度きりの人生を大きく描いて、目標を追求し、今を楽しんで、そのためにも心・体・社会的に健康を育んでいきましょう。
私も、健康経営の切り口からそういった社会を作れるようがんばっていきます。

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