THE ROOTS

INTERVIEW

一言芳恩

荒木 直義

ジャパン・リスク・スペシャリスト株式会社荒木 直義

略歴

米系証券会社で金融派生商品のトレーダーとして約10年勤務した後、1998年ドイツの再保険会社で再保険の仕事を始める。技術保険、財物保険の任意再保険の引受業務、査定業務を中心に行う。2007年エーオン・リスク・スペシャリストにて再保険のブローカー業務に携わり、2008年同社、社長に就任。2009年、エーオンからの株主変更に伴いジャパン・リスク・スペシャリスト株式会社代表取締役として現在に至る。

現在の仕事についた経緯は?

前職のシカゴに本社を構えるエーオンが、業務の一部であるアフィニティ部門から撤退することを決め、日本においてもそれに関する事業は閉鎖する事が決まりました。
私が所属していたブローカーの会社は売却する運びとなりました。売却先の選定、既契約の移管などが必要となり、エーオンマネジメント部門から社長就任の打診がありました。私の他にも下に多くの人が働いており、ご契約をいただいているお客様もいたため、私が社長をやらなければ彼らが大変になってしまうと思い、社長の就任を決めました。そして、株主変更がありジャパン・リスク・スペシャリストになった現在でも引き続き社長を続けております。

仕事へのこだわり

大前提として、お客様の問題を解決する事が弊社の仕事です。
ですので、提供させていただいている事はアイデアであったり、お客様の問題解決に繋がる「手段」を提供する事です。杓子定規に「これを買ってください」といったことはしたくないし、してはいけないと思っています。それがお客様の問題解決に繋がらないからです。
今後は「保険は難しい」だったり、「内容が多すぎてわからないのであまり聞きたくない」といったイメージを変えていかなくてはならないと思っています。特に日本は自然災害の頻度が高く、自然災害以外の新たな危険も増えてきています。
それらの危険により罹災した時に少しでも痛みを和らげるための一つの手段が保険だと思っていますので、お客様とお話しする時にそのことを前提にし、わかりやすく理解していただけるように業務を行うようにしています。

若者へのメッセージ

現在日本では英語を話そう、読もうといった意識を持った人が少ないと感じており、とても残念に感じます。「日本にいれば何でもできる」、「日本の外に出なくても大丈夫」と決めてしまえば、選択、思考の範囲を限定することになると思います。海外の方々との接点がないと外国人の視点、考え方に接する事すらできません。
そもそも、海外の方々との接点がないと外国人の知識がないので関わる事すらできません。
一概に海外が良いとは言えませんが、良いか悪いかの判断をする引き出しを持っておく必要はあると思っています。
引き出しを一つでも多くすることは日本だけだと難しいです。仕事で海外と接点がない場合は遊びに行き、街を歩くだけでも得るものは沢山あります。現在の状況を自分なりに把握し判断してどういった方向に動いていけばいいのか、立ち止まって考えて行動に移してみましょう!!

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。