THE ROOTS

INTERVIEW

執念

夏目 恭行

株式会社CUVEYES夏目 恭行

略歴

1978年生まれ、大阪府出身。2000年関西学院大学総合政策学部卒業。新卒からテレビドラマの制作現場で育ち、その後某大手ゲーム会社でゲームプロデューサーを経験。東京五輪招致の決定を機に系列のヘルスケア事業に転属。日本が抱える健康課題に向き合うこととなる。2017年株式会社CUVEYESを設立し、ベンチャーの角度から日本の健康課題を解決すべく日々邁進中。

現在の仕事についた経緯は?

テレビ、ゲームとエンタメ畑に育った後、スポーツ好きが講じてフィットネス事業に携わる機会がありました。
そこで日本が抱える健康課題の深刻さに直面したのです。
年間43兆円の医療費を費やす我が国は健康寿命延伸が大命題であるのに対し、国民の9割近くが「健康無関心層」と言われる現実。
5年後10年後、我々の親世代を支えることは到底不可能であるだろうし、本来その世代を支えるべき若年層の健康意識の低下、運動不足の顕著化は国の弱体化に拍車をかけることになります。
問題は、人々の健康に対する無関心。無関心な人々に堅苦しい「健康」を押し付けても素直に受け入れられない。
であれば、健康やヘルスケアの概念をカジュアルにすることが解決方法です。
エンタメ畑に育った自分の使命だと実感して起業に至りました。

「歩けば、その汗に対し企業がスポンサーについてくれる」
「SPOBY」というスマホアプリで健康感度が養われた消費者と企業ブランドをマッチングするビジネスを展開しております。
https://spoby.jp/

時はコロナショックで市場がロックダウンされた今日。
アフターコロナで世界が再生の道を歩むために、ヘルスケア事業者である我々に課せらた責任と期待は大きなものであると実感しております。

仕事へのこだわり

仕事は嫌いになったことがありません。
テレビドラマの制作者時代は、過酷な環境のため、2度ほど脱走経験がありますが。。
その時も友人や家族の反対を押し切り、現場に戻っていきました。

まずは仕事を覚える、これは基本ですが、
その後が大事だと思っています。
その仕事を自分にしかできないものに昇華させる。
テクノロジーの進化で実現可能なことが多分に増えてきた時代、
その技術に操られる仕事人生はつまらないですよね。
技術やノウハウに自分だけのエッセンスを加えるだけで出来上がります。
アイデアなのかチームメンバーなのか、はたまた思想じみたことでも良いかもしれません。
そのエッセンスは結果、お客様であったり、周囲の関係者が必ず評価します。
そこに価値が生まれると信じて、仕事に取り組んでいます。
逆を言えば、その価値が存在しないと、ごく普通の成果でしかありません。
ごく普通の成果は替えが効く仕事。横並びの成果しか出せないと淘汰されていきます。

その価値を認められた時のほくそ笑む自分の顔は自撮りしておくべきだと思います。

若者へのメッセージ

まだまだ自分自身、やり残したことが多すぎて死ねません。
人生においてやるべきことは人それぞれだと思いますが、
これを自分の手で成し遂げるという意志は人生の羅針盤になり、悪い道は歩まないと思います。
最後は「執念」ですね。

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