THE ROOTS

INTERVIEW

打つ手は無限

松本照人

株式会社マツブン刺繍松本照人

略歴

日本大学商学部卒業後、約10年間のサラリーマン生活を送ってから、父が経営していた株式会社マツブン刺繍に入社しました。

現在の仕事についた経緯は?

当社は1939年に私の祖父が手刺繍の会社を創業したのが始まりになります。当時は東京に三人しかいない、手刺繍で個人ネームを刺繍する職人でした。
長男である先代(父)が跡を継いで、主にアパレル向けのワンポイント刺繍(バーバリー・ラコステ等)を行ってきました。

私は大学卒業後、10年間外資系企業に勤めたあと、父が経営していたマツブン刺繍に2000年に入社しました。

サラリーマンの時には米国製輸入製品を扱っていてダイレクトセールスやマーケティング及び代理店セールスも担当していました。

サラリーマン時代にビジネスに関して沢山の事を学び、現在の仕事にも活かされているのではと感じています。

仕事へのこだわり

サラリーマン時代に担当した商品は米国では誰もが知っているメジャーな商品(会社)でしたが、日本での認知はそれほどでもなく、売るために色々な施策やマーケティング活動を行いました。
そのような経験から、商品を販売していくにはマーケティング活動こそが一番重要だと思うようになり、現在の会社でもマーケティング活動や営業企画に力を入れています。

「仕事へのこだわり」という意味では、「打つ手は無限」という言葉が好きで、新規事業や商品企画を立ち上げる時には色々な角度から可能性を考えて、先ずは行動を興して挑戦する事を心がけています。
また、どうやったら新規事業(商品)が世の中に受け入れられるかを考える時が一番楽しい時間となっています。

当社が行っている刺繍加工という仕事は、作り手により仕上がりの違いが大きく出てくる物なので、仕上がりには妥協せずに最高の商品が作れるように心がけています。

弊社が作るお客様の刺繍ロゴを通じて、お客様のブランディングにお役に立ちたいと考えています。

若者へのメッセージ

学生時代から大学卒業後には2~3年間は外の会社で勤めて色々と勉強してから父の会社に入社しようと考えていました。
結果的には元の会社に10年間勤めた後に現在の会社に入社しまいたが、外の会社での経験は本当にかけがえのない物となりました。

事業承継の観点から、よく「卒業後直ぐに親族が経営する会社に入るべきか?それとも外の会社に勤めるべきか?」という質問を頂戴しますが、私の結論は後者で「最低5年は外の会社に勤めるべき」と答えています。
その理由は
①入社させてくれた会社に(売り上げで)恩返しをする。
②部下や後輩を育てる経験を積む
③大きな視点でビジネスを考えられるようにする。
等が挙げられると思います。

私にも息子が居ますが、彼には10年位は外の会社で頑張って成果を上げてから、当社に入社して欲しいと考えています!
働き方改革は気にせず、思いっきり働いて欲しいです。(笑)

若いうちは、なかなか売れないような商品を担当した方が、社会人としての力はつくと思いますよ。
身体だけではなく、脳みそにも汗をかく習慣を付けた方が良いと思っています!!

仕事が出来るカッコ良い男を目指して、お互いに頑張りましょう!!(笑)

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。