THE ROOTS

INTERVIEW

「伝国の辞」(上杉鷹山公)

宮本直樹

(株)ガイアセオリー宮本直樹

略歴

受験生の頃にヒプノセラピー(催眠療法)に出会い、自らを整えて進学。重電系のエンジニアリング会社を経て損害保険系のサービス会社に転職、新しいビジネスモデルを開拓。2011年、ヒプノセラピーと再会直後に東日本大震災発生。復興支援活動の中でヒプノセラピーの重要性を再認識して法人設立。現在は上場メーカー複数社のコンサルティングと並行して、東北から「ココロの整え」を発信中。

現在の仕事についた経緯は?

[東北から「ココロの整え」を発信する]
ひとりの企業人であった頃、IT業界や損害保険業界などビジネスラインで実績を挙げていく中で、セルフマネジメントに悩む方を数多く見かけてきました。十分な情報に恵まれ、業務を遂行する能力がありながら希望のあるビジョンが描けず心身ともに疲弊しているのです。
東日本大震災の復興支援を通して被災者の方々と物心ともに向き合う中で、私たちビジネスパーソンもまた「ココロの整え」のスキルを身につけることが大切だと考えるようになり2012年、東北に法人を設立しました。現在は東京オフィスと2拠点で活動しています。

仕事へのこだわり

[ソーシャル・ビジネスの一翼を担って]
ソーシャル・ビジネスは1980年代から拡大してきた「金銭よりも社会的な利益を追求する」ビジネスモデルです。ここにその7原則を紹介しておきましょう。
 1.経営目的は利潤の最大化ではなく、社会を脅かす問題を解決すること。
 2.財務的、経済的な持続可能性を実現する。
 3.投資家は投資額のみを回収できる。元本を上回る配当は還元されない。
 4.投資額を超えた利益はビジネスモデルの普及と改善、拡大に使う。
 5.環境に配慮する。
 6.従業員に市場賃金の標準以上の労働条件を提供する。
 7.楽しみながら取り組む。
私たちはこれらの原則を活動の基本にしています。

[何も足さない、何も引かない]
すべての人には自らを整え、道を切り拓く力か備わっています。私たちが活動の主軸に置いている「ヒプノセラピー」という心理療法は臨床現場のみならず、特に欧米においてビジネスシーンでもよく活用されるメソッドです。それは癒しの場でもコンサルティングを受ける場でもなく、自分自身の心の中からアドバイスを受け取る場。てすから私たちは「何も足さない、何も引かない」。個人クライアントや企業経営者の自己解決力に寄り添う立場を厳密に守っています。

若者へのメッセージ

[就活うつと向き合う中で]
近年、就職活動の行き詰まりから心身のコンディションを崩す、いわゆる「就活うつ」のご相談をいただくことが多くなりました。就職先が見つからないケースだけでなく「高学歴の自分にふさわしいポジションが見つからない」といった訴えもよく聞きます。また就職活動は乗り越えたものの、実際に仕事を始めてからアンマッチに気づく方も多いようです。

[その進路、本当に行きたいものですか]
こうした事例を見ているとどうやら「この業界に行きたい」、「こんな活躍がしたい」というモティベーションと、「給料がよいから」、「安定しているから」、「名前の通った勤務先だから」といった外見とのバランスを見直す余地があるのではないかと感じます。
もちろん社会的ポジションや収入といった「スペック」はとても大切です。しかし、自分の本心を曲げてまで迎合するのが必ずしも正しいとは限りません。その進路、本当にあなたが心の底から望むものですか。

[すべての答はあなたの中に]
ヒプノセラピーはコーチングと異なり、潜在意識が活性化している状態で進めていきます。前者がより「本音、本質」に近いもの、後者がより社会適合性の高いものと言えるでしょう。
この情報過多の社会では就活生のみならず、企業経営者も時として、いったい何がよいのかわからなくなってしまうことがあります。
そんな状態を整理して、みずからを正しい方向に導いていくひとときはとても尊いものです。定期的に体験会を開催していますのでまずは興味本位で結構です。気軽に足を運んでみてください。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。