THE ROOTS

INTERVIEW

人間万事塞翁が馬

山崎幸治

有限会社一進堂山崎幸治

略歴

國學院大學経済学部卒業。大手精密機器メーカー(リコー)入社。 3年勤務後、一進堂入社。内装仕上工事、施工管理技士、オフィスセキュリティコーディネーター、准認定ファンドレイザーなど専門資格を多く有する 中小企業におけるオフィス環境構築のプロフェッショナル。

現在の仕事についた経緯は?

祖父が創業し、父が広げ私が育った源の会社だからです。

私がサラリーマン3年目を迎えるタイミングで一進堂で働く社員さんと連絡を取る機会があり「バブル崩壊後は業績が厳しい」と聞きたときに「僕が戻って役に立たなければ行けない」と躊躇なくお世話になったリコーさんの退社を決意しました。

母は当時「サラリーマンの方がいいのでは?」と言ってくれてましたが、将来続く安定よりは「自分らしく生きる価値」の方が高いと思ってましたので全く抵抗や悩むことなく一進堂入社を決めました。

しかし、当時の一進堂の社員からは「経費負担がかかるから無理して戻って来なくていいよ。。」と冷たい言葉から始まった今までの道のりはとても辛い日々が多くありましたし、母のいう事はやはり正しいかったのではと思うことも何回もありました。(笑)

仕事へのこだわり

私は昔から要領よく、器用に立ち回れる気質がありました。ですから初めて社会人として入社したリコーの新人の中でもトップセールスとして評価されており、一定の自信とともに営業の仕事は自分の天職と思っておりました。しかし、あくまで「要領だけが良いただのお調子者」で実態は「超いい加減」「調子に乗ってる」「私生活がだらしない」「上司を上司と思っていない」とても生意気な人間でした。3年で家業をつぐため退社したのですが、一進堂に入社して働くにつれ「ボロの皮」が見事に剥がれてとても苦労しました(笑)

しかしそんな中でも褒めてあげたい自分としては昔から「会社や上司に文句や要望を言う前に、自分に課せられたミッションををやり切ってから言え」と同期にも自分にもいい聞かせてましたので、きっとただのバカではなかったんだと思います(笑)また記憶に残る営業として、現在TVで大活躍中の爆笑問題さんの事務所に飛び込み営業をしており、20回目くらいのコールでやっとドアを開けていただき太田社長(太田さんの奥様)との商談を重ね「あなた面白いわね」と言われ成約をしてもらったことは今でもちょっとした自信になっております。

結局はどれだけスキルが高くても、弁がたっても、目の前の仲間や周りから認めてもらえないと大きな事は達成できないのだと思います。

若者へのメッセージ

目先の遊びも大切だけど「将来どんな自分でいたいのか」をイメージしたときに不足している資質を逆算してみて周りの動きとは関係なく、自分だけで構わないからそれを手にする努力を続けていて欲しいですね。

昔はみんなと一緒のことをやっている事が安心で、いかにはみ出ないように過ごしていくかと考える人が多くいたような気がします。

しかしこれからの時代は現在生じている事、未来に起こりうる事を感じた時に「自ら考えて、仮説を立て、行動できる」このような人がきっと社会から必要とされてゆくのではないかと感じております。

また、どんなに時代が進み、技術が進歩しても「見えない努力」「家族や周りへの感謝や思いやり」など普遍的な原理原則は変わらないと思いますのでそこはしっかり軸をもっていて欲しいです。

そんな「格好良い」大人になれば周りの後輩たちも「〇〇さんみたいになりたい!」という憧れをもちまた格好良い大人が増えていく。素敵なサイクルですよね。

人生1度きりですから思いっきり生き抜いて欲しいです!

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。