THE ROOTS

INTERVIEW

我なす事は我のみぞ知る

蒲優祐

株式会社ゴーアヘッドワークス蒲優祐

略歴

岐阜県高山市出身。名古屋デザイナー学院ビジュアルデザイン学科を卒業後、数社のデザイン事務所を経て、2012年「ゴーアヘッドワークス」を起業。2014年に法人化。「ゴキゲンに楽しく、人を笑顔にさせる」をコンセプトに、全国各地の企業・商品のパッケージやトータルプロモーション等、グラフィックデザインを制作。 現在では、似顔絵やイラストを全面に用いた「ゴキゲンブランディング」を展開。たくさんの人が笑顔になるビジュアルコミュニケーションを目指している。

現在の仕事についた経緯は?

現在の仕事についた経緯は?: 大好きだった祖母から「床屋になれ。はさみ一本があれば、どこでも仕事ができる」と言われて育ち、小さな頃から「手に職をつける」意識がありました。そこで工業高校の機械科に進学したのですが、授業では製図が得意でした。高校生になって初めて「イラストレーター」という職業を知り、たった一度の人生、絵を描く道に進んでみたいと思ったのです。

イラストの専門学校に進学したものの、イラストだけでは食えないことに早々に気づきます。イラストも描けるデザイナーを目指して、グラフィックデザインを学びました。卒業後はデザイン事務所に就職し、27歳で独立しました。

仕事へのこだわり

そもそも、「デザインとはなにか?」とよく聞かれますが、僕は「コミュニケーション」だと考えてます。
良質なイラストやデザインは、見た瞬間に「1秒」で気持ちを伝えられます。お客さまの想いや願いを「1秒で見える形」にデザインして、さらにカッコ良く、インパクトを持たせる。
そうしてお客さまの伝えたい気持ちを表現し、コミュニケーションの媒介となるのがデザインの本質です。
その上で、ゴーアヘッドワークスの強みは、クオリティの高い「イラスト」を活かしたデザインを展開できることです。
似顔絵イラストを用いた名刺に始まり、企業公式キャラクターを制作して看板やホームページに起用したり、企業の経営理念をイラスト化することもできます。
イラスト・デザインの可能性は無限大だと信じていますが、仕事をする上で大事にしているのは、まずは僕自身や社員が日々をゴキゲンに過ごすことです。
自身の心や日々に余裕がなければ、お客様の気持ちは汲み取れません。誰かを楽しませるデザインを生み出すためには、まずは僕たちが日々を主体的に楽しんで、生きている喜びを実感することです。
ゴキゲンで在り続けることが良質なコミュニケーションを生み、クオリティの高いイラスト・デザインに繋がります。
こうした僕の考え方やビジョンをまずは社員に伝えながら、徐々に地域に広げながら、世の中がゴキゲンになっていく。100年後の子どもたちがゴキゲンに過ごせる、そんな未来をデザインとイラストで創り上げたいですね。壮大なチャレンジです。

若者へのメッセージ

専門学生だった当時、バイトの給料日まで二週間を残して手元に5000円しかない!というピンチがありました。追い込まれた末に全財産で、自分の描いた絵をポストカードにして路上で売ったのです。自分の力で価値を生み出し、お金を稼ぐ。僕のデザイナーとしての原点は路上です。

そうした原点となる経験を積めるかどうかで、その後の人生の馬力が変わります。どんなに小さいことでもかまいません。自身の力で価値を生み出す経験をしてほしいです。

しかしながら、僕が今に到るまでには、本当にたくさんの大人たちとの出会いがありました。飲みに連れてってもらい、いろんな経験を教えてもらった。あの時に過ごした時間やもらった言葉が、現在の僕をつくる血肉となっています。

ぜひ、「師匠!」と呼べる人とたくさん出会ってください。師匠との出会いの数だけ、人生は加速していきます。そうして一度しかない人生を、ゴキゲンに突き進む人が増えたら嬉しいですね。僕もまだまだ叶えたい夢が山ほどあります。ぜひ一緒に飲みながら語り合いましょう!

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。