THE ROOTS

INTERVIEW

知は武也

田中哲平

Trigger株式会社田中哲平

略歴

1994年2月28日生まれ、愛知県知多市出身。小学生の頃から静かに授業を受けることができない性格で、学校の勉強には全くついていけず典型的な落ちこぼれになる。他人に対して誇れるものがなく、コンプレックスにまみれていたが、15才でストリートダンスに出会ったことで生きる糧をみつけ、ダンスに没頭する少年時代を送る。その甲斐あって、ダンス歴3年(当時18才)という異例の早さでインストラクターにまで登り詰め、同年に全国コンテストで優勝。日本一の称号を手に入れる。学校の勉強にもついていけず、問題行動を起こしては周りの人たちに迷惑をかけていた人生から、他人に尊敬され、誰かの役に立てる人生に立て直すことに成功し、「次は自分と同じような状況の人にキッカケを提供したい」と考え起業を決意。現在でもその理念を実現するため、ロジスティックス事業やコンサルティング事業、オンラインスクール事業、動画編集事業など幅広く事業展開をしている。

現在の仕事についた経緯は?

初めまして。Trigger(株)代表取締役のテッペイと申します。正直、僕は立派な学歴も素晴らしい功績もありません。学校の勉強には全くついていくことができず落ちこぼれでしたし、そのコンプレックスから現実逃避するために周りに迷惑をかけ、沢山の人を傷つけてしまいました。16才の時には施設生活を余儀なくされ、本当に人生のどん底にいました。10年前、僕が「起業をしたい」「日本に少しでも革命を起こしたい」と言うと周りの人は全員が反対しましたし、お前には無理だ、と言われ続けました。しかし、「もし自分の今の状況から脱却することができて、豊かな人生を手に入れることができたら、多くの同じような立場の人たちに勇気を与えられるのではないか?」と考え、起業を決意しました。

仕事へのこだわり

ダンサーとして活動する傍ら、未熟ながらも10代の頃から商売を続けてきて、誰かに価値を提供できる人間になれるよう努力を重ねてきました。特に僕の場合は、何もないゼロの状態より酷く、マイナスからのスタートであることは誰の目から見ても明白でした。そこで、まずは自分が誰かを手助けできるくらいの知識とスキルを身に付けることをテーマに、生活の全てをそこにかけて生きてきました。沢山の本を読み、沢山の人と話をし、とにかく聞いたらすぐに実践する。とてもシンプルですが、そうやって少しずつ負債だらけの自分に足し算をしていきました。最初から成功への近道なんてない、と常に自分に言い聞かせてきました。ゼロには何をかけてもゼロですから、とにかく自分に小さな『1』を足していきました。色んなことに挑戦し、様々な分野の学びを続けてきて、少しずつチャンスを形にできる力がついていきました。10代でネットショップを始め、ダンス関連の事業もやってきましたし、デザイン関係の事業、イベント開催、そして21才の時には飲食店にも挑戦しました。先を見据えた長期計画を持ちつつ、常に目の前のことを死に物狂いでやってきました。そして2015年に今の企業を創業し、『キッカケの提供』という理念を達成するために全ての事業を展開しています。僕たちの会社では、物流という伝統的な業界からWebマーケティングやYouTubeといった最先端の業界まで、様々あるのですが、それは手段が違うだけであり、全ては同じ理念のもとに成り立っています。特に時代の変化が激しい現代において、生き残る少数の企業に食い込むためには、時に理念達成のため頑固になりながらも、柔軟性は必要不可欠だと考えています。常識や既成概念に捉われることなく、理念達成をし続けられる企業を目指しています。

若者へのメッセージ

現在僕は、事業を複数展開しながら高校など学校教育の現場にお邪魔して講演活動をさせて頂く機会も増えてきました。僕もまだまだ若輩者ですが、同世代の方々から色んな相談や質問を受ける機会が有難いことに沢山あります。そんな中でやはり多いのは、将来に対する不安や自信のなさに対する相談や質問です。みんな、将来が不安で震えながらも、この時代を生き抜くことや夢を叶えることは自分にできないと感じているんです。全員が何かをはじめる必要性を感じているが、それを実現できずにいる。そんなことをよく感じます。ですが、僕をみてみてください。生まれが特別なわけでも、良い教育を受けてるわけでもありません。コネ・カネ・知識・スキル、何もない状態でした。ですが、そんな僕でも人生を変えることができました。あなたにも絶対にできます。問題は、それを『いつ』やるかです。10年後、本当にヤバい状態になってからパニック状態で急いで準備を始めるのか、それとも周りがのんびりしてる時にせっせと将来に向けた具体的な準備をするのか。アリとキリギリスの話と全く同じで、結局最後に笑うのはアリだと思います。僕は、そういう長期思考があり、一歩踏み出す勇気ある同年代の方々と、一緒にこれからの日本を担っていきたいと考えています。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。