THE ROOTS

INTERVIEW

自分らしくあれば即サマになる

野坂俊史

神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院野坂俊史

略歴

1985年生まれ。青森県出身。整骨院、大手エステサロン、出張マッサージ店、整形外科などで約10年ほど経験を積み、2015年に開業する。

現在の仕事についた経緯は?

今の仕事は自分でも天職だと思っておりますが、この道に入ったきっかけはまさに「偶然」です。学生時代にアルバイトをしようと思って情報誌を見てお電話したら間違って近所の老舗整骨院さんにお電話をかけてしまい…(笑)そこからご縁があって恩師である院長先生のもと修業させて頂きました。院長先生と奥様、お手伝いさん、スタッフの方々、整骨院にご来院された全ての患者様方には本当に多くの事を教えて頂きました。また、「人」としても育てて頂きました。その事は今でも絶対に忘れないし、とてもありがたく思っております。そこから、自分自身も「世の為人の為になる」ような仕事がしたいと思い本格的にこの業界で生きていく覚悟を決めていくことになります。
本当は、恩師の元でずっと働いていたいと思っておりましたが、当時とてもお世話になっていた患者様の「野坂君、恩師の先生を超える事が本当の意味での恩返しだよ」という一言から、更なる自己研鑽を積み、開業に至りました。

仕事へのこだわり

当院にいらっしゃる患者様は子供さんからお年寄りまで幅広い層に渡りますが、場所柄という事もあり会社経営者の方や大きな会社の役員さん、神楽坂の老舗の店主さんなどが大半を締めます。その中で、今まで働いていた治療院、病院と比べると、短い時間で最大限の効果を出すという事が特にシビアに求められる場面が多いです。勿論、患者様によって回復スピードもお身体の状態も異なりますし、一回の施術で回復する限度というのもあります。しかし私が思うに一番重要な事は、「いかに安全に施術を行うか」です。医聖ヒポクラテスの言葉で、「医の術により患者様のお身体をなるべく傷つけてはいけない」という意味の言葉があります。最小限の負荷で最大限の効果を出すという事を私自身研究、実践し、実績を積んで参りました。一つの「動かすと痛い」という痛みの症状に対して、筋肉のみならずその部分と関連している血管、神経、筋膜、関節、経絡、内臓など様々な側面からお身体を診ていくという事が重要だと私は考えています。例えば、筋肉が痛いからとその筋肉だけずっとマッサージしていると筋疲労を起こして痛みが増す事があります。それよりもその部位の血管拡張を図って血流を促進させる事で局所に溜っている発痛物質を流してあげた方がよっぽど症状を楽にすることが出来たりするのです。そのための血管に対するアプローチはマッサージとはまた別のものになります。「最適な箇所に最適なアプローチを行う」これこそが「安全」に「短時間」で「最大限」の効果を出す秘訣であるのではないかと私は考えています。

若者へのメッセージ

「若者へのメッセージ」といっても今の私が語るのはおこがましい気もしますが、もし一言いえるとしたら、それは「自分らしくあって欲しい」という事です。
もしも、これを見ているあなたが今、自分に自信が持てない事で悩んでいるとしたら参考にしてほしいです。「きちんとしなくては」、「こんな事を言ったら怒られるだろうか…」、「周りは自分をダメな奴と思っているのではないか…」などと気にしてしまうと、心と体、行動と思考に制限が掛って、自分のパフォーマンスが低下して本来の実力を発揮できなくなってしまいます。重要な事は、余計な事は考えずに「自分らしくある」という事です。RHYMESTERというアーティストの楽曲の歌詞で、「自分らしくあれば即サマになる」という一節があります。何か上手くいかない事がある、自分に自信が持てない時は是非「自分らしくある」という事を思い出して見て下さい!

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