THE ROOTS

INTERVIEW

人生は試行錯誤

松﨑玉美

アッピー松﨑玉美

略歴

幼少期より家庭環境や発達障がいの特性による生きづらさを抱え、場面緘黙症を経験。 思春期より統合失調症、情緒不安定性パーソナリティ障害、自律神経失調症、過換気症候群、リストカット、不登校、ひきこもり、 醜形恐怖症、拒食症、過食症、不眠症などの症状に悩み、度重なる自殺未遂、精神科の入退院を繰り返す。 専門学校卒業後、アルコール依存症、買い物依存症になり 同じように苦しむ人の力になりたいと決意し試行錯誤の末、心の病の完治に至る。 2018年アッピーを起業 起業を機に発達障がいADHD(注意欠如多動症)の診断を受ける。 既婚 一児の母 発達障がい専門誌きらり。へ当事者エッセイを連載(2019年4月~12月)

現在の仕事についた経緯は?

闘病した約10年の間、心の病にならなければ出会うことが出来なかった様々な年代の方と出会いました。
統合失調症という病名を明かし、治すためにどのようにしたらいいか多くの方に相談しましたが納得出来る答えに辿り着けず路頭に迷う中、唯一、的確にアドバイスをくれた人が今の主人でした。
出会った当時、私は18歳、主人は35歳、同じように幼少期より生きづらさを抱えつらい出来事を乗り越えてきた主人のアドバイスは厚みがあり、血が通っており、厳しさの中に深い愛情を感じ信頼でき、年齢よりも経験の多さが重要で、死にたい気持ちを経験したことがない人に相談するより、どん底から立ち直った人に相談する方が出口に早く辿り着くことができると感じました。
再発や入退院を繰り返すことが多い心の病。
再発ゼロを目標とした根本的な心の改善策を広めるため起業しました。

仕事へのこだわり

心の病の経験者で、発達障がいの当事者だからこそ、安心して打ち明けられる、ほっと一息つける心のより所や、居場所でありたいと思っております。
クライアントさまの現在の状況や症状、体調に合わせ、無理のない範囲で取り組める改善策をご提案させていただくだけでなく、モチベーションの維持と自信の向上を目標に適切なお声掛けを目指しています。

若者へのメッセージ

漠然と将来への不安を抱える若い世代の方、自殺を考えるほど悩んでいる方へお伝えしたいメッセージがあります。
死ぬ前に100人にSOSを叫んでください。
15歳の時、精神科から退院後、将来へ希望が持てず投げやりに歩いていた頃、声をかけてくださった女性がいました。
その方は勤務する小さな飲み屋の店内、悩みを話す私を優しく見守り聞いてくださり、大人全員が信頼できないわけではないとその時知りました。様々な価値観の人が存在する世の中をもう少し経験した後、本当に死を選ぶべきか考えてみてください。
一生懸命生きようともがくあなたに魅力を感じ愛してくれる仲間に出会えた時、本当の意味で人生が始まります。
私はそのためにハッピーコンサルティングを通し卒業された方々が集える場所をつくる準備を始めています。

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