THE ROOTS

INTERVIEW

自業自得

前之園博一

前之園行政書士事務所・ガーデンフロンティア合同会社前之園博一

略歴

東京大学農学部卒業。新卒で農林漁業金融公庫(現:㈱日本政策金融公庫)に入庫。農林漁業や食品加工業向け融資、債権管理、事業再生を10年経験後、独立。現在は、補助金等の資金調達支援、経営改善、事業再生等の分野で活躍中。著書は『アグリビジネス新規参入の判断と手引き』(共著、㈱情報機構)。

現在の仕事についた経緯は?

前職にて顧客と接する中で、顧客側に立って、関係機関への話の仕方や書類の作成の仕方などをアドバイスする通訳的人材が必要であると感じた。
農家は農家の言葉で話し、行政は行政の用語で話し、金融機関は銀行の用語で話すと、それぞれが実態を把握しないまま事態が悪化するケースが往々にしてある。
行政書士はまさに「通訳的人材」としてふさわしい仕事であるため。

仕事へのこだわり

・クレームに近い話でも、誠心誠意向き合うことで大体のことは解決する。現場に出向き、じっくり話を聞くことが大事。答えは現場にある。
・すべての結果は自業自得である。相手や周囲のせいにしない。自分のやり方、種まきが悪かったのだと反省し、自分の行為を変えていくことで、結果的に周囲を変えていくことができる。
・相手には、過度に期待しない。こちらは、相手の期待を超えるよう努力する。

若者へのメッセージ

ふと感じる小さな疑問を大事にしてほしい。その疑問を育てていくことで、人生のテーマが決まっていくものと思います。大人たちはその疑問を殺せというかもしれない、しかし人生にイノベーションを起こすのはそんな否定された小さな疑問たちです。
また、ジャーナリストの立花隆は、20歳のころは人生にとってクリティカルに重要な時期だと言っていました。必ず死ぬのになぜ人は生きるのかといった、人生の根本的な疑問に目をそらさず向き合うことも大事です。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。