THE ROOTS

INTERVIEW

いつでも笑顔を忘れずに・チャンスは前髪しかない

原田諭貴子

三田電子ケイサン株式会社原田諭貴子

略歴

青山学院大学文学部日本文学科卒業 新卒で大手メーカーに入社。結婚後父の興した三田電子ケイサンに入社。1男1女を出産後、同社代表取締役に。国家資格キャリアコンサルタント (登録番号:17073592) 子育てコーチング「マザーカレッジ」認定講師 アンガーマネジメントファシリテーター 東京都豊島区男女平等推進センター「エポック10」登録団体Sourire Project代表 東京都豊島区男女共同参画推進会議及び女性活躍推進協議会 委員。

現在の仕事についた経緯は?

結婚後、OLを辞めて父の経営する会社に入りました。その頃から体調が思わしくはなかった父ですが、まだ仕事をすることができており、私が第一子を妊娠する2年半くらいの間は、父に付いて営業先を回ったり、新規営業の仕方を、OJTで学んだりしました。それとは別に、経営哲学と言えるようなことは、子供のころから折に触れ教えてもらっていました。父の他界後、母が社長業を引き継ぎました。その頃の私は、初めての育児に振り回され会社には週に1~2日顔を出す程度。その後夫が脱サラし入社。第二子である娘が生まれ、私は子育てにエネルギーを注いでいました。会社は母と夫がどうにかしてくれるだろうと思っていたのですが、業績が落ち始め、夫の要請もありどっぷりと名実ともに経営に本腰を入れるようになりました。

仕事へのこだわり

新卒で入社した、電子部品やオーディオソフトを扱う大手メーカーでは営業事業部に配属されました。まだまだ営業と言えば男性、の時代に営業アシスタントとして仕事をしました。時はバブル、仕事はやってもやっても終わりません。でも人と話したり交渉したりするのが楽しかったですね。このころから仕事は楽しくやるものだという意識が植え付けられたように思います。
その後、子育てにエネルギーを注ぎます。子育てはそれまでの人生では経験したことのないことの連続です。第一子の男児、第二子は女児、これまた全然違います。でも、この時も私の根底には「母親が楽しくなければ子どもも楽しくない」という都合の良い(笑)信念の元、楽しい要素のある選択肢を選んできました。
「楽しくありたい」というのはただ楽であればよいということではありません。今は苦しくてもここで頑張れば「楽しい」気持ちになれる、ということも含まれます。いえ、そういうほうが多いかもしれない。
子ども達が大きくなってくると、子どもに「格好良い背中を見せたい」というのが人生の、特に仕事をする際のモチベーションになっていきました。
子どもに「大人になりたくない」と思わせたくなかったのです。母親である私が楽しく仕事をすることで「大人になって仕事をするのは意外と面白そうだ」と思わせたかった。
そして結局のところ、私が楽しく仕事をするということは、つまりはスタッフもクライアント様も楽しく仕事ができる、つまり全てが上手く回っていく、ということに他ならないのです。

若者へのメッセージ

多様な価値観を受け入れてください。指一本でほしいものが手に入るこの時代だからこそ、そうでないことにも想像力を働かせ、多様な価値観を受け入れるように心がけてほしいと思います。
自分の頭で考えてください。映像もいいですが、本や新聞、ネットでもいいので活字をたくさん読んで、自分の頭で考える人になって下さい。誰かの受け売りではなく、自分の頭で、あるいは心で判断する、もしもそれが誤っていたなら素直に認めて修正できる、そんな勇気を持ってほしいです。
もっと成長したいという気持ちを持ち続けてください。何歳になっても成長できるのです。もっともっと上を目指してほしいです。
怖がらずにチャレンジして下さい。たいていの失敗はリカバリー可能です。「やってみればよかった」という後悔は一番もったいない。やってみなければわからないことばかりです。今までの経験だけで満足せずに色んなことに挑戦してみてほしいです。
今の若者の方がずっと視野が広いはずなのです。是非思い切り羽ばたいてほしいですね。

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